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猫エイズ(感染から発病まで)

ネコエイズウイルスに感染すると、どうなるのか。感染後、1ヵ月ほどは無症状で変化はない。1ヵ月後ぐらいから、感染ネコは急に体調を崩しだす。熱が出たり、ひいたり。下痢を起こしたり。鼻水がしきりに出たり。そしてリンパ腺が腫(は)れる。それが、ウイルスが積極的に活動し、体内の免疫と激しく闘う急性期で、数週間から数ヵ月続く場合がある。
急性期を過ぎると、ウイルスはリンパ球の中に潜んで眠りにつく。無症状キャリア期で、体内の免疫も敵を見失って攻撃をやめ、ネコはカゼが治ったように元の体調に戻る。この穏やかな無症状キャリア期が2,3年。あるいはそれ以上続く。
しかし、やがて何かの刺激を受けてエイズウイルスが眼をさます。また免疫とウイルスが闘い始め、リンパ腺が腫れだす。そして2,3ヵ月の間にネコはさまざまな慢性疾患(エイズ関連症候群)に悩まされることになる。
たとえば、ネコの体重が10%近く減少する。口内炎が治らない。下痢が続く。鼻水が止まらない。エイズの前段階の症状である。その状態が数ヵ月から1年。
ついに血液中で免疫を司令するTリンパ球が極端に減少して、体内の免疫機能がほとんどマヒ。普段なら何の影響もないカビや細菌が繁殖して致命傷になる、各種の日和見(ひよりみ)感染が起こる。あるいは悪性腫瘍(がん)が起こってくる。これがエイズ(後天性免疫不全症候群)である。

日本獣医畜産大学獣医学部 獣医臨床病理学教室


*この記事は、1995年9月15日発行のものです。
PetWellより転載。

続いて、感染を防ぐには。

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