病院にて、院長先生の診療を受け、ホッとした。長い一日だった。
今頃、病院に行ってなかったら、どんな事になっていたか。
結局、ここまで白血球数も減っていると体中にどんな症状が出てもおかしくなく、
細胞レベルでダメージを受けているだろうとの事。
とにかく、今は吐き気を止めないと、薬も飲めないし。
栄養剤、ステロイド、吐き気止めなどの注射と点滴。
そして、ユーカリのアロマテープなるものを貰う。
首輪に巻くそうだがこれで、割と食欲を戻す子もいるらしい。何でも、やってみよー!
帰宅後、二回ほど吐いたが落ち着いているようだ。
呼吸音もいいので、肺炎にはなっていない。
鼻と目については、目薬などで対処できる範囲だろうとの事。
体重はこの時点で6.4キロから6.1キロになってしまう。
これでも、まだ、大きい方だけど、元気な時は7キロ以上、
そして最も体重があった時は7.8キロぐらいまであったサスケ。
小さくなっちゃったな・・・。
1月15日 今日も変わらず、元気のないサスケ。大丈夫かな・・・。
食欲なくて、ささみを一本12時間かけて食べさせた・・。
1月16日 サスケ、病院へ。
今日は注射はなく、流動食と、経腸栄養食ミルク「カケシア」を貰って帰る。
夜遅く、サスケがご飯を欲しそうなそぶりをする。
半信半疑でカリカリを差し出すと、ちょっと、食べた。
そしてその後から食欲が戻った!
いつものサスケの可愛い仕草やちょっとしたサスケの元気な仕草が戻ってきた。
す、凄いよ。サスケ。
1月17日 目にも力が入ってきたようだ。
でも、食べる量は以前に比べ大分減っているので、流動食とカケシアで、補う形を取る。
頑張れ、サスケ。
1月18日 明け方、久々に起こされる。いつものサスケだ。
1月28日 一進一退の日々だが、何とか、口に入れてサスケに食べさせている。
カケシアも、与えている。
これ以降、サスケはご飯を欲しがるし食欲も、まぁまぁ戻るのだが、
自分で食べる事が出来なくなる。
でも、口の中に入れると食べてくれる。
私は、これ以降サスケの口の中にご飯を入れる事になって、
サスケに噛まれたりと痛い思いをする事になるが、サスケが生きてくれるなら。
頑張らなければ。
おしっこの回数も増え、体もみるみる痩せていく。
一体サスケはどうなってしまうのか。
この頃のサスケのお気に入りご飯は、ウォルサムの療法食の「セレクトプロテイン」のウ
エットタイプ。
4月6日 ここまで、まぁそれなりに過ごしてきたサスケ。
今日はトイレのそばに赤い色の液体が落ちているのを見つける。
砂にも赤い点が。血だ・・。
慌てて、サスケを病院へ連れて行く。今度こそ、膀胱炎か?
が、おしっこの検査をしても、なんともない。結局、原因はわからないまま。
4月21日 サスケがここ、数日びっこをひいている。
どうしたのか。病院へまた、連れて行く。
全くここの所、病院の常連になってしまった。
でも、どこも何ともないそうだ。骨とかでもない。様子見と言う事で、帰って来た。
5月5日 サスケ11歳のお誕生日。
おめでとう。これからも、細く長くでいいから生きてね。
サスケの写真でそっくりなケーキを作って貰った。
本当にそっくり。
<サスケのママ>